さよなら、マンション - 男の料理・男の育児など「クッキングとうちゃん」 

さよなら、マンション


さよなら2.jpg


妻と娘と共に義母宅に泊りがけで遊びに行った週末、

一人で周辺散歩に出かけました。

以前は新宿の義母宅に近い、

「東中野」というところに住んでいました。

この東中野、「新宿」と「中野」に挟まれていながら快速が止まらないので、

「中央線のチベット」と呼ばれているのです(笑)

目立った名所・名店もなく地味なところですが、

それだけに物価は周辺より若干安く、

住みやすいところでありました。

4年ぶりに歩いてみました。


住宅街にある商店街はますます寂しくなっていました。

老夫婦2人で細々と営なわれていた果物屋は違った店に代わっていました。

いろいろとお世話になった写真屋は無くなっていました。

この写真屋、デジタル写真の表現力はまだまだだという事で、

フィルムにこだわっていた職人気質の店だったのですが、

時代の波には勝てなかったようです。

そして何より驚いたのが、

6年間住んでいたマンションには誰も住んでいず、

立ち入り禁止状態になっていた事です。

さよなら3.jpg


このマンション、

住宅景観保護地区ということで2階建て建築物が普通なのに、

4階建てで目立ち、近辺のランドマーク的な存在でした。

築45年ということで設備は古く、

間取りは狭かったりと不自由する事が多くありました。

けれど景観は良く、新宿の高層ビル群が一望できました。

本来なら2棟建てられる敷地に1棟ポツンと建っていたので、

隣の住宅との間隔が大きくあいており、

日当たりも風通しもさえぎられずに良好でした。

今の無味乾燥な建物と違って、

階段の踊り場などにはちょっとした装飾がしてあり、

欧州の建築物のような趣さえ感じられていました。

デザイナーズマンションの先駆けと言う事で人気があり、

空室はたちどころに埋まっていたようです。


大家さんの機嫌を損ねたこともありました。

警察沙汰の事件に巻き込まれたこともありました。

また、生まれたて娘を迎えた住まいという事で、

引っ越す時にはひときわの寂しさを感じました。

大家さんが大切に管理された建物だったのですが、

さすがに老朽化が進んだようです・・・


昨日、帰宅してササッと作った一品。

「じゃがいものチーズ焼き」

薄くスライスした新じゃがをフライパンで蒸し焼きにします。

火を止めて、ほぐした明太子とマヨネーズで和えます。

耐熱容器に移し、チーズを乗せてオーブンで焼きます。

さよなら1.jpg
普通のスライスチーズを使ったので上手くとろけませんでした・・・


マイケル・ジャクソン氏が亡くなって一つの時代が終わったと、

巷では騒がれているけれどピンときませんでした。

しかし、今回の散歩で時代が確実に変わっているのを実感しました・・・




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       ・・・ありがとうございます
2009-06-29 08:46 | 千葉 ☀ | Comment(10) | TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ああ、あの素敵なマンション、なくなってしまうのですね。遊びにおじゃましたことしかないわたしでさえ、ちょっと寂しい気がします。
Posted by くまゴロウ at 2009年06月29日 09:23
私も長年住んでた県営住宅から
現在の住まいに引っ越すとき
ものすごく寂しかったです

私が産まれてから25年間は
その県営住宅に住んでました

柱のあちこちには
兄弟でつけた
背比べの印の跡が残ってたり

狭いながらも
家族がみんな幸せでした

老朽化という
時代の流れのために
取り壊しが決まり
私達は新居に引っ越しました

引っ越しと数ヶ月が経ち
住んでた県営住宅を
見に行ってみると

私達の笑い声とか
涙とか沢山詰まった県営住宅は
重機で破壊されてました

あの時はさすがに
涙がとまりませんでしたねぇ

Posted by けん at 2009年06月29日 09:35
思い出の場所が変わってしまうのは寂しいですね
その時のままで残ってて欲しいですよね

私の実家も何年か前に建て直ししたのですが
面影がまるでなくなって
なんだか寂しい気持ちになりました

ジャガイモ料理続きそうな予感(笑)
Posted by そあら at 2009年06月29日 10:38
分かります!もんちも何回か引越ししてますが、その度にちょっと切なくなります。
それが、娘さんが生まれた時のマンションだったとすればなおさらですね。
もんちは帰国して実家に帰るたびに少し変わってるのが悲しかったりします。昔と変わらないところももちろんあるのですが。
実家の側の公園から見る夕焼けがキレイで
なんともなく涙がでるんですよねえ・・・これが。
Posted by もんち at 2009年06月30日 10:55
あー解りますよー!!

小学生の時に通ってた通学路が、大人になってから行ってみたら、やけに狭かったり…
なんか小さいころの記憶と、ギャップがあることが、大人になった証拠なんじゃないかと思います。寂しや〜〜。

Posted by サカ子 at 2009年06月30日 21:18
>くまゴロウさま

コメントを寄せて頂けると思っていました、有難うございます。
この寂しさを共有して頂けるのが嬉しいです。

最初は嫌がっていた妻も、
後年はすっかりお気に入りになっていましたから、
伝えた時は驚きを隠せないようでした。


Posted by クッキングとうちゃん at 2009年07月01日 05:49
>けんさま

コメント有難うございます!

情感のこもったコメントに思わず目頭が熱くなりました。
大阪で17年間住んでいた家の事を思い出します。
引っ越したのち、大阪を訪れる際に、
何回か前の道路を通りましたが、
空き家のまま数年放置され、
取り壊され更地になっていました。
一番多感な時期を過ごした思い入れのこもった家・・・
父が自力で子供部屋を作ってくれたのですが、
当然それも無くなっており、
かなしみの場所として、
もうそこへは来るまいと誓いました・・・
Posted by クッキングとうちゃん at 2009年07月01日 05:59
>そあらさま

コメント有難うございます!

小学2年生まで住んでいた佐賀県の家がそうでしたよ。
佐賀→大阪→佐賀と移った両親は、
しばらくして家を建て替えました。
幼少の頃で、思い出は薄かったので、
それほどの寂しさは感じませんでした。
大阪の家が無くなった方がダメージは大きかったですね・・・

ジャガイモ、かご底の方から痛み始めているので、
あわてて食べていますよ!(笑)
Posted by クッキングとうちゃん at 2009年07月01日 06:07
>もんちさま

コメント有難うございます!

私、これまでの生涯で10回引っ越しをしているんですが、
そのうちの6回がこの周辺なんです。
いずれも当時のままの姿で立っており、
寂しさは感じなかったのですが、
大阪の家以来の取り壊しに、
寂しさをひとしおに感じてしまいました・・・
実家が少しずつ変わっていると、
取り残されたような寂しさを感じますよね。
そんな中で景観が変わらないのは、
救われる思いがしますよね。
涙が出る気持ち、判ります。
Posted by クッキングとうちゃん at 2009年07月01日 06:16
>サカ子さま

コメント有難うございます!

こんなに小さかったけ?っと感じられることは多いですよね。
後、距離感が違っていたりとか。
当時あんなに遠く感じていたところが、
近くに感じられたり・・・
歩幅が大きくなっているからなんでしょうか?
Posted by クッキングとうちゃん at 2009年07月01日 06:22
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