男の料理・男の育児など「クッキングとうちゃん」 

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大学受験…椅子生活を捨てた娘はどこに行くのか?


大学受験で大変な娘は、自室で机に向かう椅子生活に飽き、家の中を転々としています。








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※3月に投稿しようとしていた記事です
 のちに本来のタイムラインに戻します。



居間はほとんど娘の部屋と化してしまいました(笑)
居間には炬燵が置いてあって、純和風の直座りする様式になっているのですが、
椅子生活に疲れた娘には、それが心地いいらしく、
居場所として侵略してきて、炬燵の中で私の脚の上に足を乗せたり乗せられたり、
脚の置き場所の争奪戦を繰り広げながら勉強にいそしんでいるのです。

昔、東大に入学したお子さんを持つ親の接し方、みたいな雑誌の特集を読んだことがあります。

子供部屋に閉じこもりがちにさせない、ダイニングなどで親が見守る中、
子供は自由に和気合々とした雰囲気で勉強させるのが、勉強好きになった理由ではないか?
という趣旨のことが書いてありました。

なるほど、子供を孤立させない、親が側にいることで安心感を持ち、
穏やかな気持ちの中で勉強出来るのかもしれないと共感し、
娘が望むなら、どこででも好きなように勉強させてやろうと思っていたのです。

小学校低学年ならともかく、18歳といういいお年頃になっても、
ウチでは炬燵の中で脚を絡ませながらですからおすすめ状況を超えてますね(笑)

とにかく我が家は自由奔放、受験だろうが遊びだろうが、
娘が自室の机と椅子での勉強に飽きたらどこででも好きなところで好きなことをしてOK、
こちらも居間で仕事などと好きなことをさせてもらってますから。

でも、できれば冬の晴れた日には暖かい二階の部屋で勉強してくれると、
光熱費も抑えられて嬉しいのですが…(笑)私はそうしています。

この自由な生活環境がのちに重要な意味を成すことになっていくとは…

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娘は推薦入学という受験手段を選択しました。

来年度からセンター試験が廃止され、
新入学体制に入ると、今年とは入試要項がガラリと変るので、
もし浪人し、今年と来年の入試をまたいでしまうと、労力が2倍かかって圧倒的に不利、
今年のうちにどんな大学でもいいから入ってしまえ!と担任に脅されたとかで、
ビビった娘は志望していた大学から大幅にランクを落とし、
そのうえで推薦入学という手段を選んだようです。

普段から成績は良い方、なにより部活の弓道でいい成績を残したことが内申書は良く書かれているだろうと、
推薦入学で合格できるという自信もあったようですよ。おかげで11月には合格出来ました。

普通はそこで安泰、受験勉強から解放されるはずですが、
娘にとってはここからが正念場となりました。
実は推薦入学合格で入学金半額免除という特権が受けられたのですが、
これにTOEICで2級以上、もしくは漢検2級以上を持っていると、
残り半分の入学金が免除される新たな特権が適応されるのです!

経済状況が楽でない我が家にとって、この特例は物凄く有難いです。
頑張って合格してもらわなければなりません
…このことを伝え、是が非でも頑張ってもらいたいものです。

とはいえ、すでに合格を貰っているから、
やる気を出して漢検合格のために身を入れて勉強しろと言うのも酷なのも分かります。


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合格している安心感から、いつも通りのお正月を迎えることが出来ました


一応はまだ受験生でありながら、ダラダラ過ごす時間が続いていました、それを一変させたのが…
「新型コロナウィルス禍」でした。

大抵の人がそうだったと思いますが、当初は遠く離れた中国で発生したウィルス肺炎でした、
それがじわじわと世界中に広がって、人類が未だ体験したことの無い騒ぎになってしまいました。


新宿1.jpg
ここはどこ?っていうぐらい人の少ないコロナ禍の新宿アルタ前


娘も最初の頃はコロナ?…どこ吹く風の様相だったのですが、
ある時期から「死にたくないから…」と家に引きこもることになりました。
本当に2か月ほどは全く外に出ることはありませんでした。

さすがに怖がり過ぎではないかと思われましたが、そこが一人っ子体質なのでしょう。
新型コロナウィルス騒ぎはだんだんと大きく波及していき、妻の会社もテレワークに踏み切り、
家族全員が一日中顔を合わせる事態となりました。

ここで前述の
「この自由な生活環境がのちに重要な意味を成すことになっていくとは…」が意味を持ってきます、
普段からボーダレスの自由な生活環境のおかげで、
家族全員ストレスを抱えることなく過ごすことが出来たと思います。
娘はそんな中、外出出来ずやる事も無く、漢検の試験勉強に集中するようになりました。

満を持して試験に臨んだものの新たな問題が…

漢検の合否結果は早くて3月の終わり、もしくは4月中旬頃になるとのこと。
大学の入学金免除申請期限は3月31日、
すなわちこの日までに漢検合格証を提示しなければならないわけです。

試験後、親はおろか本人さえもヤキモキし始めました。
娘は「普通の受験生は進学塾に通ってるよ?年間100万円とかするところあるよ!
…塾に通っていない私は親孝行だと思わない?」
と早くも保身をしはじめる始末(笑)

実はこの漢検試験を受ける前、大学の奨学生制度で成績優秀だと月額費が割引されるとあって、
それを受け自信満々だったものの不合格されていたものですからね…
諦めの雰囲気が蔓延してくる中、漢検からの封書が届きました!

恐る恐る開封してみると…合格!
早速大学にこれをもって申し出をすると…見事受理、入学金は全額免除になりました。

こう言っては何ですが、コロナ自粛が無かったら娘は受験の解放から遊びまくって、
勉強に集中できなかったことと思います。

…何が幸いするか分かりませんね








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2020-07-17 17:10 | 千葉 ☁ | Comment(2) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

台風対策 で「防風ネット」を試してみたい!/ボロ屋の台風対策は切実です


台風対策で防風ネットというものがあるらしいです。
ボロい我が家にこれからの必需品になるかも…







私の行動には何かと「台風」が付きまといます。

思い起こせば6年前娘とバイク旅行をしていた時の事、
途中から台風の影響を受け始めました。

福岡で一泊し、次の日に壱岐島へフェリーで渡る時には海はやや荒れ、
船室では前面のモニターに再放送のドラマが放映されていたのですが、
一番クライマックスの時に波の揺れの影響を受け、受信状態の悪化で放送中断、
盛り上がっていた観客からはハアァ…とタメ息が漏れたのがおかしかったです。

幸い壱岐に滞在中天候は保ったのですが、フェリーで唐津湾に渡る段になって雨降り、
唐津から佐賀の実家へ走らせる間も雨でした。

挙句の果てに千葉へ向けての帰路、佐賀の実家から北九州のフェリー乗り場に向かう時、
いよいよ台風は近づいてきて120kmの道中ずっと土砂降り。

途中昼食のために寄ったコンビニで、
濡れネズミの親子を嫌な顔せず迎えてくださったのには感謝しています。

そののち一昨年の帰郷でも台風の影響で、飛行機が遅延するという事態に見舞われました。
娘はどうしても予定の日に帰らなくてはならずパニックに…
飛行機をキャンセルして新幹線で帰るという始末。
しかし新幹線も運休する程の勢力を持った台風だったのです。

結局飛行機の遅延は免れ(おそらく格安航空なので航行中止になると弁償金が発生するので、
半ば強引に飛行決行する姿勢に助けられたのだと思います^^)
何とか雨の中飛び立っていきました。

と、まあこれらはこちらから台風に近づいたがために招いた台風禍と言えなくもありません。
しかし今回は台風が迫ってくるため
「守り」の姿勢で台風に立ち向かわなければならない事態となりました。


昨年あたりから台風被害が他人ごとではなくなったように思えます。
実際昨年の台風では屋根のトタン部分の一部が吹っ飛びました。

塀で隔てた隣に敷地は駐車場になっており、
そのトタンが当たって傷ついた自動車を弁償するなんてことにならなかったのが幸いでした。

しかしこのことがあったために本年の台風には神経過敏に対処できたんだと思います。

台風15号が我々の住む地域を直撃するという予報がされていました。
雨戸を閉め、昨年飛んだトタン屋根の修理した個所を再びチェックし台風襲来に備えました。

夜半になって雨風が強く荒れ始めました。窓に叩きつけるような雨と風が…
しかし昨年の台風の暴風雨の中で聞いた
トタンが飛んでアスファルトの地面に叩き落ちる音が無かったのは幸いです、
やがて雨風は終息し収まっていきました。台風一過は散々たるものがありました。

アンテナが折れて庭に、支柱は隣家に落ちていました。

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玄関前の道路には庭木の枝や葉っぱが散乱していましたが、
ご近所さん一丸となって掃除を終えましたよ。

近所に空き家があるのですが、
そこの一階部分の納屋のガラス戸が吹き飛んで壊れたのが一番の被害だったでしょうか。
そこの持ち主と連絡を取り断りを入れ応急修理しておきました。

大変だったねえと事態を振り返るも皆声を揃えるのが
「この辺りは高台で良かった」ということ。
我々の住む市は割合水害が多かった土地です。

今でこそ対策が進んでいるようですが、
ちょっと前まで台風=床下浸水が頻繁に起こる土地なようです、
川から遠く離れてお住いの家庭でも、
過去の教訓を忘れず、いまだに納屋にボートを保管してるところがあるのだとか。

しかし水被害は数日後意外なところで発生していました。






新宿に妻の実家があります。
ここは妻のお母さんが独りで住んでいたのですが、
息子一家と住むことになり空き家となっています。

台風15号上陸から2週間ほどたって立ち寄ることがありました。
入ってビックリです。玄関ホールの電灯が落下し粉々に…

原因を調べるうちに分かったこと、
この家は三階建てなのですが、三階にあるベランダに雨水が溜まり、
浸水して二階のリビングに溜まりさらに一階に、
雨漏りで湿けった一階の天井が電灯の重さを保持できず
落下に至ったというものでした。

二階のリビングにはござがが敷きっぱなしにしてあったので、
そこに雨水が侵食した挙句2週間放置でどうなっていたかはご想像にお任せします。
これらの片付けに大分労力を費やされましたね。

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溜まった雨水が乾いてこんな惨状に…


こんな台風騒動が落ち着いた頃再び台風19号が直撃すると予報がされました。

「前回台風15号以上の勢力」
「木造家屋はもれなく倒壊する」
「葛飾区と江戸川区は水没する」などと言われ、
危惧を覚えて出来るだけの対処をしようと試みました。

雨戸を閉めるだけでなく、
雨戸が無いガラス戸には古いプラスチック製のトタンを
無いよりはマシの意味合いで貼り付けました。

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台風対策用品で「防風ネット」というものがあるらしいのですが、
プラ製のトタンよりはるかに防御力が高そうですね。


他の窓には養生テープで目張りを。
非常食を揃え、ペットボトルの水を買い、
停電に備えてそれらのペットボトルを保冷剤となるよう凍らせておきました。

念のためバイクにもガソリンを満タンに、
植木は家の中に、
自転車は庭木に結びつけました。

新宿の妻の実家も三階ベランダをを片付け、
水が溜まらないように掃除し排水がスムーズにいくようにしました。
それうえで雨漏りがあっても一階へは侵食しないよう
ブルーシートで貯水できるように施しました。

IMG_20191010_113548.jpg2.jpg

「妖星ゴラス」という東宝株式会社昭和32年製作の特撮映画があります。

これは妖星ゴラスが地球に接近、衝突する予測が出され、
その危機回避のためなんと南極に巨大な噴射口を建設し
地球ごと動かして衝突コースから免れようとする話です。

順調に建設、衝突コースから余裕で離脱しようとするも、
地球の異変を察知し冬眠より目覚めてしまった怪獣が噴射口を一部破壊、
怪獣は倒されますが噴射口修理に時間がかかり
コースを離脱できるのが衝突ギリギリという計算がはじき出されます。

土星の輪を吸収し、月を飲み込みゴラスが接近!
最大出力で立ち上がる噴射の火柱、
息をのむ科学者や主人公…
ハイテンポなリズムがリフレインされ緊張感を高めます。



すれっすれのところでゴラスは地球を飲みそこない太陽系外へ去っていきます。安堵する主人公だち…
今回の台風ではまさにこの場面を思い起こさせました。

バシバシと窓に叩きつける雨風の音はこのゴラス接近のハイテンポ曲を彷彿とさせたのです、
音が弱まって台風が遠ざかるのを見届けるまで、映画のスリルと安堵を体感出来ました。

幸いなことに今回の被害は雨どいの一部が飛んだだけで済みました。
新宿の妻の実家も被害無しでした。

しかしこれは神経過敏ともいえる事前対策のおかげだったと思っています。
地球温暖化の影響ともいわれている台風の凶悪化はこれからも起こると言われていますし、
その都度油断なく対処していきたいと思っています。

今もなお被害に苦しんでおられる方々に心よりのお見舞いを申し上げます。





2019-10-24 07:54 | 千葉 ☁ | Comment(2) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

エアコン騒動








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緑でいっぱいの我が家の庭…この自然の冷却効果でこれまで「エアコン」無しで夏場を過ごせてきました。
しかし、今年は5月に30度を超える日が続くなど、盛夏ではどのような暑さになるか分からない、
生命の危険に及ぶのではないかと思われます。

エアコン3.jpg
これら庭の緑に助けられてきました


そのようなことを思っていたところ、
来年大学受験の娘から「これまでのウチの暑さ対策では受験勉強がはかどらない、エアコンの購入を検討して欲しい」と訴えられました。
我儘言うな!みたいな感じで突っぱねたところ、2日間口を利かないほどの大喧嘩となりました(笑)

しかし先述のように例年以上の暑さが予想される中での受験勉強は我儘ではないと悟り、
娘に詫びを入れ、エアコンを取り付ける方向で検討することとなりました。

まずはバイクで家電量販店へ向かいました。
なぜここを選んだのかというと、ラジオCMでこの店の商品で冷房専用エアコン3万円台からというのを聞いたからです。
今までエアコン無し過ごせたのだから、このクラスのエアコンでも十分だろ?と思っていたのですが、現実はそう甘くはありません。
初めて行くエアコン売り場には様々なエアコンが所狭しと並んでいます。
初心者に敷居が高いので店員に尋ねました。これ幸いと売り込みが始まりました。

「人感センサー」とか「スマホで遠隔操作」とか説明を受けましたが、只冷やしてくれればいいのでそのような最新の機能の全く興味が無いので、その旨を伝えたところ「この客は見込み無し」と思われたらしく客あしらいが雑になりました(笑)

その豹変ぶりにムッとし「ああそうですか」と見切りをつけその店を早々に出ました。
念のためその向かいにあるホームセンターでも見て行こうかと寄ったところお買い得品を見つけたのです。

そのホームセンターは先の家電量販店とは違い、こじんまりとエアコンを取り扱っていました、
その一角に分かりやすく「2017年製 型落ち値下げ品」の文字を発見
…大手メーカーのエアコン通常49800円が44800円!早速店員に聞いてみました。

詳しいスペックは分からなかったものの、取付工事が別途13500円必要なことや、工事待ち状態で取り付けは一か月先ということを聞くことが出来ました。
その日は商品の品番をメモり、帰ってネットでスペックを調べてみることとしました。
エアコン選びのたたき台が出来たところで、改めてエアコンを調べてみると我が家には選択肢が3つあることが分かりました。
参考までにそれぞれのメリット(〇)デメリット(×)を書き起こしておきます。

・型落ちエアコン
 〇最新機能充実
 〇暖房にも使える
 〇最新省エネ基準達成(2017年度)
 ×対応6畳まで
 ×設置工事が必要

・窓直付けエアコン
 〇シンプルな機能で安価
 〇工事不要、自分で取り付けられる
 ×冷房専用
 ×インバーターが内蔵せず電気代がかかる
 ×対応6畳まで
 ×シンプル構造でそれほど冷えない

・冷房専用エアコン
 〇シンプル機能で安価
 〇8畳まで対応
 ×インバーターが内蔵せず電気代がかかる
 ×冷房専用
 ×設置工事が必要

暖房機能はいらないんですが、8畳対応であってほしい…などを鑑みてやっぱり型落ちエアコンに定まり、翌日申し込みに行きました。

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しかし新たな問題が発生したのです。売り場で機種を指定し、申込用紙を記入していた時の事です。
工事の条件確認されていた折、ウチにエアコン専用のコンセントが無いことを告げました。
店員さん顔が曇ります。

昨日の説明でその辺は対応して頂けると確認済みでしたが…なんと新たに3年ほど前の法律改正で、
「エアコン専用コンセントとブレーカーが無い家にはエアコンを販売してはならない」とのことを告げられました。

え?昨日の担当店員さんはそんなこと言っておられませんでしたよ?
どうも昨日の店員さんの認識不足だったようです。

ウチにはそんなコンセントもブレーカーもありません。
それを取り付けないとエアコンは設置できないということで、エアコン設置のための電気工事にコンセント延長取付16200円+ブレーカー新設16200円=32400円が工事費と別にかかるようです…

う〜ん、そこまで費用をかけてまで必要なのかというと迷いが出てきました…ネックは他にもあります。
ここで売られている大抵のエアコンは6畳用で8畳の部屋にはパワーが足りないということ…

次々襲い掛かる難関の数々に迷っている私を見て店員さんが入知恵をしてくれました。
それは「『アイリススオーヤマ』製品に問題可決の突破口があるかもしれない」ということです。

なんでもアイリスオーヤマは極最近白物家電に参入したらしく認知も浅いので、通常価格ではライバル家電メーカーに太刀打ちできないため、
格安での商品展開をおこなっているとのこと。
商品自体が格安なら工事価格がかかってもトータルで安くなる試算なります。ちょうどアイリスオーヤマエアコン担当の営業の方が売り場にみえているというので直接お話を聞いてみました。

一番惹かれたのは中国企業にエアコン部門が売却され、それに不満を感じた国内大手電化製品企業のエンジニアの方を、アイリスオーヤマが引き抜きしたらしいのです。
だから製品の品質は大手電化製品と変わらないのだそう、それなら安心できますね。

しかも冷房時なら8畳まで対応というのも必要条件をクリアしています。コストパフォーマンスも良く営業の方に自社製品への熱意も感じられる…即決しました。

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ここまでは5月末のお話でした、この頃でも工事の予約がいっぱいで取り付けにはひと月ほど後になるとのこと。
夏前半は冷夏でさほど暑さもなく助かりました。

改めて工事日の確認があってその日を待ちます、しかしまたしてもスムーズに事は運びませんでした…

先住民が住んでいる時にはエアコンは設置されていたので、配管を通す壁の穴や室外機を置く土台などはすでに有りました。
工事は手間がかからないだろうと思ったのです、ところが思いがけない言葉が…
「今日は忙しいので取付までします、新規ブレーカーとコンセントは次回取り付けますので、運転させる時は既存のコンセントを使ってください」

あれ?そんなんでいいの?専用ブレーカー・コンセントがないと売ってはいけないんじゃなかったの??
と思い、素直な疑問をぶつけてみました、そのまま既存のコンセントで使い続けても構わないのでは?と。
「それはお客様の自由です」え〜っ!?随分ざっくりしてるなあ…と正直思いましたよ。

取り付けは1時間ほど終わりました。翌週になって続きの工事、新規ブレーカーとコンセントを付ける作業になったのですが、ブレーカー板を見ていて、画期的なことを思いつきました。


それは使っていないブレーカーが現存するのではないかということ。
メインブレーカー以外の3つのブレーカーをチェックしてみたのです…ありました!
先住人が2階に設置していたエアコンには専用のブレーカー・コンセントが使われていたのですね。
このブレーカーを利用すれば、新規で設置する必要はなくなります。

これで総工事費から16200円が節約することが出来るのです!
その旨伝えて新規コンセントのみ設置工事をしてもらいました。
業者さん、一週間の工事の猶予を与えてしまったことで工事費を削減させる失態をしでかしてしまいましたね(笑)

エアコン2.jpg
コードは室内の壁を伝って取り付けられました…それなら自分でできたかも


しかし後から考えると、この程度の工事なら(あくまでも自己責任で)自分で出来たんじゃないかなと考えています…

こうして一連のエアコン騒動は終わりました。
最初に入った大型電気店で説明を聞いた時、どんだけ費用が掛かるんだと!?
と思ったもので、絶望に近いもの感じましたが(笑)納得の費用で収まったと思います。

7月の前半は肌寒いぐらいの天候で、本当にエアコンは必要だったのかと思われましたが、
例年並みの暑さが戻ってきた今、決断していてよかった…と実感しています。

何と言っても楽!
エアコンが無い生活では暑さによる疲れが蓄積されていく感じがしますが、冷房を入れることによって蓄積された疲れが抜けていく感じがします。
それがこんなに身体に負担を掛けないとは…

普段は室温29度に設定し扇風機を併用しています。
でもそんな程度の冷え方で快適に暮らせているのは、エアコン無しの生活に慣れてきているから…?
冷やしすぎによる身体負担を考えて上手に使用していこうと思います。


エアコン1.jpg








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2019-08-09 20:15 | 千葉 ☁ | Comment(4) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ツルネ 風舞高校弓道部 blu-rayを観て真の感動を味わう/娘の部活引退


ツルネ 風舞高校弓道部 blu-rayで最終回を観直して、
改めて真の感動を味わうことになりました。






娘が三年間打ち込んできた部活が、引退試合という形で終わりを迎えました。
この2年半の事を改めて総括してみたいと思います。

娘は母の影響で弓道に興味を持ち、弓道部のある高校を選びました。
高校見学会にも数件出席し、2校目に見学した高校に惹かれました。
「ここだ!」と直感したといいます、その直感は的中しました。

そこは高校弓道会では指導に定評のある先生が指導してくださる学校だったのです。
そして思ってもみなかったような厳しい指導が始まりました。

その先生、厳しく叱咤するようなタイプではないのですが、
とにかく数を射れば実力が追いかけてくる「百錬自得」
という武道の教えに沿った方針の指導をしてくださる方だったのです。

娘は「百錬自得」を信じて頑張りました。
早朝の朝練、昼休み、通常練習の後の自主練と練習三昧をこなしました。
また土日曜にも学校に出向き休みなく練習を続けました。

足袋.jpg
熱心におこなった練習の証、ボロボロになった足袋


入学前の説明では、土曜日は練習があるが日曜日は完全休養とのことでしたが、
この年度から日曜日も練習ということになったようです、
先生も指導見込みがあるとの判断があったのではないでしょうか?
娘は当初これには誤算というか騙されたと言ってましたっけ^^

しかし根がまじめというか、馬鹿みたいに実直な娘はとにかく練習三昧を続けてきました。

この頑張りには良い先輩や同輩に恵まれたのだとも思います。
(娘好みのしそうな 笑)ニヒルな男先輩…
頑張ってる姿を見守っていくれる女先輩…
互いに励まし合って切磋琢磨しあえる同期の仲間たち…
まるでスポ根マンガの設定のようです(笑)

最初はなかなか実力が伴わないのにも関わらず、
顧問の先生に目を付けられたらしく試合に出られる様になってきました。

全く下手くそなのに何故か秘めたる才能を見染められ、
レギュラーに抜擢されるという「エースをねらえ!」の
棟方コーチと岡ひろみの設定を彷彿とさせますねえ^^

最初の大きな試合をこっそり観に行きましたが、
緊張のためか実力が出せていませんでした、八射のうち一射しか当たらないという結果に…

しかしそれにも関わらず、先生は娘を試合に出し続けました。
当たらないのに出場され続けるプレッシャーに先生を恨み言を吐いていましたっけ。

それでも徐々にいい結果を報告してくれることが多くなってきました。
聖地・明治神宮での試合では八射のうち八射中てる、
すなわち「皆中」という最高の結果をも出しています。

先生からもここぞの時に「あいつは試合慣れしてるから」
とメンバー入りさせる程の信頼を得るようになってきました。

そうして引退試合でありここで決勝進出すれば全国大会という、
最大の試合での団体戦メンバーとして出場するという名誉を得たのです。

この試合も妻とこっそり観に行ってきました。


実はこっそり娘の試合を見学に行くのは3回目になります。
前2回は娘が武舞台に立つ時、遠く離れて顔が分からない位置でも
親の感ですぐに娘だと判ったのですが、今回はちょっと判りませんでした…
というのも娘は落ち着き払っており「あれ、これ娘だっけ?」と見間違うような、
普段とは違うオーラをまとっていたからなのです。

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一射目…スタンッ!「よしっ!」(中った者に対する観衆からの賞賛の掛け声)
私も一緒に娘の同輩後輩らと一緒になって声掛けしました。

二射目…スタンッ!「よしっ!」
三射目…スタンッ!「よしっ!」
四射目…スタンッ!「よしっ!」そして大拍車、
「皆中」を出した者には観衆からの拍手がもらえることになっています。

観客の皆さまが娘に対しての拍手をしてくださるのを目の当たりにする…
親としてこのような感激があるでしょうか?

試合は三巡おこなわれるのですが、
一巡目は観ること間に合わず、この二巡目から観ることになりました。
しかし娘は一巡目でも「皆中」を出していたようです、ここまで百発百中!

一時間ほどして三巡目の試合の出番が回ってきました…が、
皆中ならず十二射中十二中とはなりませんでした、
それでも素晴らしい結果だと思います。

試合直後の娘と会うことが出来ました。
パーフェクトを逃したので悔しい思いをしてるかと思いきや…
「すべてを出し切った、悔い無し!」
と憑き物が落ちたようなさっぱりと晴れやかな顔だったのが印象的でした。
この顔を見れたのも親の歓びだなとしみじみ感じましたよ。

残念ながら他の仲間たちが不調のため決勝進出は逃してしまいました。
それでもたいしたものですし、先生も満足だったようです。

余談ですが…
部活の仲間がスマホの動画で娘たちの晴れ姿を撮ったものを見せてもらって、
武舞台の端にいた先生が自分の部員たちが中る度、
小さくガッツポーズをとっていたのが映っていて微笑ましかったです(笑)

私と妻は充足した気持ちで帰路につきました。






「ツルネー風舞高校弓道部ー」というアニメがあります。
blu-rayを揃えるぐらい妻も娘も好きな作品です。

高校弓道を通じて成長していく少年の物語というのが大まかなあらすじなのですが、
帰ってすぐにそのアニメの最終話を観返しました。
今日の感動を反復したくてたまらなくなったのです。

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娘もLINEのやり取りの中で、主人公たちの気持ちが完全に理解できたと言ってました、
「ツルネー」のクライマックスと今日の試合の感動が完全にシンクロし、
真の感動を追体験出来ました。

そして…

気持ちを高揚させた両親のもとに娘が帰ってきました。
妻の熱烈な抱擁と共に迎え入れられました。
私も便乗してハグさせてもらえましたよ(笑)

試合後の反省会ではめったに褒めらてくれない顧問の先生に
最高の出来だったと褒めてもらったこと、
仲間とのとの結束を再確認してきたとのことです。
晴れやかな顔で朗々と語ってくれました。

娘の苦しい練習に耐えた高校三年間は万輪の花のように開花しました。
その花を咲かすのに早朝から弁当を作ったり、
合宿の折、忘れ物を届けにバイクを走らせたことなど
わずかではありますが手助けができたことを私も誇りに思います。

この頑張りをもって大学受験にも挑んでくれることと思います。
また、生涯の心身鍛錬の手段として弓道を続けてくれることと思います…

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引退祝いに寿司を食べに行きました


追伸…
娘は妻が通っている市の弓道連盟にて会員としての資格を得、
練習できることとなりました…が、
今のところ練習しようという意欲を見せずにいます。
高校三年間で完全に燃え尽きてしまったようです(笑)




2019-06-24 04:56 | 千葉 ☁ | Comment(2) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新年のめでたさと、娘のめでたさと…








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遅ればせながら、新年おめでとうございます。

昨年暮れはバタバタとしてしまって、例年のような年の暮れとは違ったものになりました。

いつもは12月に入ると、毎週土曜日を剪定の日と決めて庭中をさっぱりさせるのですが、
昨年の剪定は一日だけ、玄関回りの一部程度、

大掃除も申し訳程度(…といってもそんなに大掛かりな大掃除は毎年やらないんですけど^^)

暮れの買い出しは、バイクで妻を後ろに乗せ、2日かけていろいろと回るんですが、
昨年は簡略化させ半日で終わってしまいました。

おせちもバタバタのあおりを受け合理化が見られました。
なますは大根・人参をかつら剥きし、刻んでいたのですがピーラーでさササッと。

伊達巻に入れるはんぺんは、すりこぎでペースト状にしていたのですが、
昨年は卵とはんぺんと砂糖を入れてミキサーであっという間に終えました。
でも、すりこぎで丹念に潰して混ぜていた方がふっくら出来上がるような気がします…

でも手間のかかる、最近恒例になった合鴨やチャーシューは炭焼オーブンで焼きましたよ、
娘が喜ぶもので^^

2019年おせち680.jpg

さて、昨年我が家で一番充実していたのは、なんといっても娘でしょう。

娘は弓道部で頑張っています。
朝練から放課後の正規連の後の自主練まで、いや、休みも返上で練習ずくめの毎日です。

その頑張りの結果が出て秋の地域の大会に出場、見事優勝を勝ち取ってきました!

試合は8回射るのですが、8回中った(あたった)とのこと、すなわち百発百中です!
しかも男子優勝者と競ってそれにも競り勝ち、みごとトロフィーを持って帰ってきました。
残念ながらトロフィーは授与されたのではなく、来年の大会には返還しなければならないのですが、
左右にたなびく帯に娘の名前が永遠に残ります。

トロフィー.jpg

トロフィーを眺めながら美酒に酔いましたですなあ…

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娘は恋愛面でも充実、つまりリア充状態です^^

彼氏とは付き合い始めて半年以上が立ちましたが、彼氏が部屋を見てみたい…と言い出したそうです。
娘は何の気なくいいよと答えたらしいのですが、
思いがけずすんなりと了承されたので、彼氏がとまどったそうですな。

それから、いざ出陣(笑)の決心がつくのにひと月かかったそうです、
そんなにも意を決して来てくれた若者を歓迎ぜずにいられましょうか?

緊張MAXで挨拶されましたが「娘がいつもお世話になってます」と和やかに返答しましたよ。
「手作りピザ」でもてなしました。

こちら娘たちに提供した後自分の分を焼いたもの。

ビールとピザ.jpg

父の日に彼氏も選ぶのを手伝ってくれたというビアグラスにてビール、
娘の彼氏が気持ちの良い好青年だったことに一人乾杯しました。

その後も、クリスマスの頃再び遊びに来てくれました。娘の誕生日の前祝をしてくれたのです。
その時にご馳走したのが「チーズフォンデュ」「鶏の半身焼き」

チーズフォンデュ.jpg

鶏半身焼き680.jpg

今年は部活引退で、二人の時間も増えるだろうしどう発展するか?
…でも大学受験も控えているのでそれが障害にならないか?

二人の行く末を陰ながら見守ってやりたいと思っています。








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2019-01-08 19:23 | 千葉 ☁ | Comment(4) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

我家にやってきた台風あれこれ…














まず、立て続けにやってきた台風、大地震の被害にあった方のお見舞いを申し上げます。

我が家でも台風25号の影響がありました。
夜中、ウチに吹きつける暴風にうち震えていたところ、風と雨音に交じって
「バリバリバリン!…バッゴン!!…ズリュンリュン…」
の音が。

なんだろね?と家族で語り合ってました、瓦が落ちた音?車止めコーンが転がっていく音?
娘が「金属音に聞こえた」…はい、娘正解でした!
「バリバリバリン=トタンが剥がれる音」
「バッゴン=飛んだトタンが地面に墜落する音」
「ズリュンリュン=落ちたトタンが風で引きずられる音」だったんですね…

翌日、雨が上がって晴れ上がった早朝、家の外の出てみると赤い金属製のトタンが落ちてます!
すぐにウチの屋根のトタン部分だと分かりました。

実は割と遠くの方で音がしていたものですから、
うちには関係ないとタカをくくっていたのです。

家の前に落ちていたのは剥がれたトタンの一部で、割と遠い個所に残りの3枚が落ちていました。
こんなところまで飛んでいくとは…台風25号恐るべし!!
前代未聞の暴風の威力に驚かされました。

停めてある人様の車に当たらなくて良かったです…歩行者に当たったら怪我をするレベルの代物、
当たったりしていたら…ゾッとします。

早速修理しました、屋根に上ってみるとはやり剥がれて野地板が剥き出しになっています。

屋根修理.jpg

落ちたトタンをそこに充ててみるとぴったり合います。
釘で留めてあったのですが、それよりもしっかり固定できるようネジをねじ込んでやることとしました。

屋根修理終了.jpg

これでもう大丈夫のはず…もう台風はコリゴリですねえ…

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さて、我が家では台風並の出来事が起きました。
それは、娘がおこなっている弓道の「昇段審査」
春に初段試験を受けたばかりですが、およそ半年後に二段に挑戦です。

それほど急ぐのには訳が…

娘は高校を卒業しても、妻と一緒に市が主催する弓道教室に通いたいと思っています、
しかしそこに入会するには、初心者教室から通い手順を踏むか、
二段の腕前を持っていなければなりません。

初心者教室から始めると正規入会まで時間がかかります、そこで後者を選びたいわけ。
部活を引退してもタイムラグな無しですぐに練習したいのです。

昇段審査は学科試験もあります、夜毎中間・期末試験並みに勉強していましたね。

そして審査当日…早朝から出かけて行きましたが、
その日は受験者が多く、二段審査は16時からになるとの連絡、気をもませるわ〜

でも初段審査から半年しかたってないからでしょうか?どこか余裕を感じさせます。
LINEによる報告でも初段審査の時とは違い、どこか落ち着いていたとのこと。

そして19時前頃「合格した」との連絡が…ホッとしました、台風並みの我が家の出来事は峠を超しました。

こうして、来年部活引退から引き続き練習ができるようになりました。
娘の弓道人生はとりあえず安泰です。

帰ってきた娘は「これで私もゴルゴ13…」とのたまいます、その心は?と聞いてみると、
ゴルゴ13ことデューク東郷は弓道二段の腕前らしいのですが、
弓道関係者に言わせると二段までは受かるのがそんなに難しくないとのこと、

ゴルゴ13は弓道二段程度でスナイパーやっていると揶揄の言葉らしいですよ^^













2018-10-16 23:36 | 千葉 ☁ | Comment(2) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

娘、地獄の合宿に参加する














運動部・夏休み…といえば「合宿」ですが、
娘も高校に入って2回目の合宿に参加してきました。

まず…合宿出発前から大変!

腕に「発疹」の症状が出て、慌てて皮膚科に駆け込みました。
不安要素を残したまま合宿に参加したくないという娘の自らの意志でです。
普段は進んで医者には行かないのに…並々ならぬ合宿への意気込みが伺えますね。

診断の結果、おそらく虫刺されだろうという診断でしたが、
身体全体に広がっているのを見ると、それだけが原因ではないような気がします。
連日の練習とこの暑さで身体の抵抗力が落ちているのではないでしょうか?
一抹の不安を感じます…

幸いにも塗り薬と内服薬で当日の朝には収まってきましたので、ホッと一安心で見送りました。

次に…合宿中も大変!

送り出した最初の日の夕方に電話がかかってきました、
忘れ物をしたからバイクで届けてほしいとのこと、

もう晩酌始めたから無理、と答えるも、
バイクが無理なら別の方法でどうしても届けてほしい娘とのすったもんだのやりあいの末、
翌日早朝4時半に学校まで届けることに…私は朝早いのは苦ではないので承諾しました。

40分ぐらいかかるだろうと見込んで、朝3時50分にバイクに乗り家を出ました。
ここ千葉県はこの時間まだ暗いのですが、早朝の運転は交通量が少なくて気持ちがいい!!

いつもの渋滞する幹線も違う表情を見せていました、
空を飛ぶかのようにスイスイと走れましたねえ…

予定の半分の時間20分で到着しました。
待ち合わせ場所は娘の所属する弓道部の練習場、弓道場の傍の通用門、

通りすがりフェンス越しに弓道場を見ると、なんと!こんな時間にもかかわらず明かりが灯っていて、
もうすでに弓を弾き練習を始めている部員がいるではありませんか!

LINEにて到着した事を伝えると、すでに弓道着に着替えた娘が現れました。
極まりが悪いのか、ろくに礼も言わずひったくるように届け物を受け取って
弓道場内に消えて行きやがりましたっけ(笑)

まあ、こんな時間から練習が始まる過酷な合宿で頑張ってるんだから許してやるか。
早朝バイクを走らせる楽しさも体験させてくれたしな。

帰り道、日の出で白んだ東の空へ向かってバイクを走らせるのは楽しかったですね。

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おまけに…合宿が終わってからも大変!

四日後、娘は山盛の洗濯物と一緒にヘロヘロになりながら帰宅しました。

何故そんなに疲れているのかと聞くと、練習の過酷さもですが、
合宿中は毎食がデリバリー弁当で、それがまずくて量が多いのため、
食事の時間が地獄のようだったとのこと。

無理やり詰め込んだのはいいが、その後トイレで吐いしまったったことさえあったようです。
娘のほかにも男子でさえ食べきれず吐いてしまった部員がいたらしいので、
娘の体調が悪いだけではないようです。暑いし皆さん疲労がたまっていたのではないでしょうか?

どうも顧問の認識不足ではないかと思われます。
「学生、しかも運動部員なら量を食べるだろう」というのは古い認識であって
そろそろ改めるべきでは無いかと。最近の若者そんなに食べませんよ?

蛇足ですが、行きつけのとんかつ屋に行った時の事、
後から入ってきた若者の集団が皆、脂身の多いロースかつでは無く、
あっさりヒレかつを頼むのです。しかも大盛無料にもかかわらず、
皆普通盛、もしくは少な目を頼んでいました。
時代が変わったな…と感じましたよ。

食事の件だけでなく連日休み無し、ひたすら練習を強要する顧問に、
休息を適度に入れた方がパフォーマンスアップするという現代の運動理論の認識が、
不足しているのではないかと感じています。

帰宅した娘は胃痛と疲労のためご飯も食べずに夕方5時から爆睡、起きたのが翌日朝9時でした。
二食抜いてやっとおなかも好き始め、食べたい昼食を聞いたところリクエストがこれ、
「冷製パスタ」

冷製パスタ.jpg

茹でて水で〆たパスタに、ゼラチンでジュレ状にしたコンソメスープを掛けました。
パスタにジュレが絡んで美味しかったとのこと。


合宿の成績結果によって、秋の大会の選抜選手が決まるとのことでしたが、
女子トップの成績を収めた娘はおのずと選手に選出されたそうです。

「選ばれると休みなく練習できついし…でも選手にはなりたいし…」
と迷ってたんですけどね…

できる限りの応援はするから、悔いのない部活動を全うしてくれ!
…とはいっても弁当作りと忘れ物を届けることしかできないけどな、
おっと!お届けは早朝限定なんでよろしく!(笑)












2018-08-14 12:21 | 千葉 ☁ | Comment(2) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

台風12号顛末















何?帰省?どういうこと?・・・というのは今まで
「私はとうちゃんと違って東京が出生地なんだから、
佐賀には「帰る」んじゃなく「行く」んだからね」
などと言っていたものでね。

私は春にも帰っているしそのつもりはなく、
お金もないのであまり帰省したくはなかったんだけど、
娘が行きたいというんだったら無理しても連れて行ってあげようか・・・

今時高校生が祖父母のところへ遊びに行きたいなんて言いませんよ?
その気持ちを大切にしてやりたいと思いました。
連日の部活で疲れていて、環境を変えリフレッシュしたかったのかもしれません。

そうして二人で飛行機に乗り佐賀へ帰省してきました。

シャトルバスより.jpg
シャトルバスより撮影


滞在中は親戚回り(娘は小遣い確保のためこれが目的だったと思われる^^)
の合間に「清水(きよみず)さん」で出かけました。

ここは山の中のお寺さんで、参道(山道)は木が生い茂り、
天然のクーラーの役割をしてくれてて日中でも涼しいんです。

きよみずさん参道.jpg

頂上にあるお社の傍に湧く「日本百名水」にも選ばれる美味しい湧水を頂いて涼み、
そこからもう少し先に進むと滝があって、オゾン効果だか揺らぎ効果だかのためこれまた安らげます。
ここは娘もお気に入りの癒しスポットなのです。

きよみずの滝.jpg

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さて、我々がこんな感じで浮かれている間にも、「台風12号」は刻々と近づいてきました。
ご存知の通り、台風12号は東から西への異例のコースを取りましたね。

台風12号.jpg
画像出典:https://tenki.jp/forecaster/n_takahashi/2018/07/29/1519.html

先行して娘が千葉に帰る前日、
「飛行機は台風の真上を飛んでいくんだから出発地と到着地さえ荒れてなければ飛ぶだろう」
と楽観的でした。

しかし台風が関東・東海地方に上陸し、
コースを西へ向けていてその考えも怪しくなってきたのです。

「今日飛行機が飛んでいればおそらく明日も大丈夫、今日の飛行状況を調べてみ?」
と命じるとスマホ画面を見ていた娘が「遅延だって!!」とたん慌て始めました。

娘は予定があり何としても翌々日には帰りたいのです。
ニュースを見ても飛行機の欠航が相次いでいるようです。
「もし飛行機が飛ばなかったら、新幹線で帰る!!」とまで言い出し不安を隠せません。

気もそぞろの娘に一筋の光が差しました!
「フライトは14:40から10:50に変更しました」
使用航空会社のホームページでインフォメーションがあったのです!

台風接近で天候が荒れることを考慮し時間を早めてくれたんだ!粋なことをするね!!
そう思い娘と共に一安心、当日は早まった時間に合わせて空港に出かけましたよ。

チェックインカウンターにて発券の手続きを取っていた時の事、
予約票を見ていた受付のお姉さんの顔が曇りました。

「お客様、こちらは当日午後の定期便の予約になってますね?
只今受け付けているのは前日の遅延の振り替え便でございます」


な、なんですと!!早まったのにもかかわらず「遅延」というのに違和感を感じてはいましたが、
まさかこういうことだったとは!!
完全にこちらの早合点(言い訳するなら娘を思うがための早合点と思いたい)
またもやどん底に叩き落された気持ちです・・・

今のところ娘の乗る午後の定期便には遅延の予定はないものの、
空は暗く時折雨も降ったりして、台風が近づいていることは目に見えて分かりました。

「なんとか、この程度で収まっていてくれ・・・」まさに天に祈っていました。
しかも航空会社のホームページには「29日台風12号による遅延の可能性あり」
とインフォメーションの追加が・・・

4時間後重い気分のまま再び空港へ、
今度は無事にチェックイン、手荷物監査を無事済ませた娘を見届け実家に帰りました。

なんとも落ち着かず、気を紛らわせるために実家の掃除を手伝って気を紛らわせてましたっけ(笑)
そのうちスマホに呼び出し音が・・・

送られてきた「搭乗できた」「動き始めた」のLINEにやや安堵・・・
その2時間後には「まだ機内だけど着いた」と送られてきてホッと胸をなでおろしましたね。

いやいや本当に今回の台風には翻弄させられましたよ。
私らはこんな程度で済んだのですが、土砂災害などにあわれた方々のお見舞いを申し上げます。












2018-08-02 16:22 | 千葉 ☁ | Comment(2) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

娘の背後に男(たちの)影あり!?















娘も高校二年生、お年頃です。
そろそろ浮いた話が合っても良いんではないかと思っていましたら・・・浮上してきました(笑)

一年生の終わり頃でしょうか、
学校で「おかあさん」と呼んで親しんでいる知人のことを話してくれるようになりました。
何でもすごく気が利いていて、面倒見の良い頼りになる存在とのこと。
いまどきそんな優しい女先輩もいるもんだな、と聞いているとそれはなんと男子!
しかも同級生なのだそう。

その男子は娘だけでなくだれにでも同じように接するので、皆から慕われているそうです。
そんな気になる存在がいつの間にか好意に代わっていきました。

私の特別な存在になってくれたらな・・・なんて言っていたのが・・・なりました!(笑)
お付き合いを始めたらしいのですよ。

幼少の頃より男子を意識することなく、女子と同じように接していた娘、
その男子と遊びに行くなんて報告を受けた時には、はあ・・・友達として遊びに行くのね?
なんて思っていたら「付き合おう」と言われてたそうです、ひゅーひゅー!(笑)

普通一人娘を持つ父親はいつまでも手元に置きたがり、
彼氏の存在を認めたがらないもののようですが、私は全然そんな考えは無く、
さっさと彼氏を作ってついでに嫁に行ってもらいたいとすら思っています。
だからそんな面倒見の良い彼氏ができたなんて言われたら大喜び、
つい根掘り葉掘り聞いてしまいました。

「初めて付き合うってどんな感じよ?」などと聞くと驚きの答えが返ってきました、
「初めてじゃないし・・・一年の時にはCと付き合ってたよ」な、なんと衝撃発言!!

なぜなら以前Cと付き合ったら?なんて冗談を言うと
「無い無い!それだけは絶対ないわ〜!!」なんて返されたものですから。

私、Cくんとは面識があります。中学生の時一緒のクラスで、娘と同じ高校に進学した男子。
実は今だから書けるのですが、その子はネグレクト(育児放棄)を受けていたらしいのです。

娘の話によると、その子は分け合ってお父さんと二人暮らし。
しかしお父さんはかなり身勝手な人らしく、
気分でCくんを怒る、食事はロクに与えない、子供をほったらかして一人で遊びに行く・・・

父親が家にいる時、Cくんは顔を合わせたくなくて、
夜中コンビニで過ごし、店の隅で寝てしまい店員さんに心配されたりしたそう。

中学校の帰りに、ウチの前で娘と立ち話ししているCくんに「晩飯喰ってくか?」と
声掛けしたことがあります、
そんな荒れた家庭環境で育ったとは思えないごく普通の子でしたよ。

シメジ入り油林鶏.jpg
 
こんな感じのふつうのお惣菜でご飯を食べました


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その数日後、娘が浮かない顔で中学校から帰ってきました、元気ないね?と声掛けしたとこころ、
感極まった様子でワッと泣き出し、
「もう無理!私には重すぎる!!」と泣きながら経緯を話してくれました。

なんでもCくんはより深く身の上を話してくれたそうです。
それが結構壮絶で抱擁力のキャパシティを超えたらしいのですね。

「もういい良くやったよ、ここからは大人の出番だ。とうちゃんに任せな」
泣きじゃくる娘をなだめながら言いました。

そして・・・翌日児童相談所に出向きました。
しかし・・・その対応結果は煮え切らないものでした。

例えばこんな感じです
「その子が家に帰りたく無い、といった場合一時的にウチで保護してあげても良いですか?」
というと、
「その子のお父さんが、その行為を「さらわれた」と主張したらあなたは誘拐罪で問われます」
こんな感じです。

「じゃあその子は路頭に迷うことになりますよね?ここで保護してはもらえないんですか?」
「命の危険が迫った状態であれば保護はできます」


そうして保護されると外部との一切連絡を絶たれ、スマホも取り上げだそうです。
これじゃあ収監されるのと変わらない、一大決心が必要になりますね?
ここまで切羽詰まった状態でないと逃げ込めないのかと呆れましたよ。
なぜ、もっと気軽に一時的にでも逃げ込める「駆け込み寺」みたいな施設にできないのか?

いえ、児童相談所の所員の方は熱心に頑張られていると思うのですよ、
しかし、法律が邪魔しているのを感じました。

蛇足ですが、昔都内の老マンションに住んでいた時のことです。
そこは大家さんによる素敵な庭がありました。
定期的に庭木の剪定が行われていつも綺麗にされていましたが、
その造園業者がマンホールのふたを開け、そこに刈り取った枝葉を押し込んで捨てていたのです!

その所業に驚き、区役所に通告したのです、その答えは
「そのマンホールはマンションの敷地内ですね?
公共道路で行われていたのならともかく、それならば区からは何も言えません」
造園業者の生活の糧でもある自然に敬意を表しない所業にあきれましたが、
いかにもといったお役所仕事ぶりにもあきれました、あまりにも権限がなさすぎる!

最近の幼児・児童虐待事件では児童相談所にもっと「強制権」があれば
虐待死を防げたのではないかといわれています。

Cくんの場合も児童相談所に強い権限があれば苦しまずに済むのに・・・
と砂をかむようなもどかしいような思いで相談所を後にしました。
とうちゃん何もできなかったよ・・・娘よすまん・・・

幸いなことにそれから娘からはCくんのネグレクトが悪化したようなことは聞いておらず、
状況は安定しているようです。無事高校にも行かせてもらえてるしね
子供が安心して生活できるような、今の社会状況に合った法整備が早急に必要ですね。

個性的な男子を好きになりがちの娘・・・今度の優しい彼とはリア充を満喫してほしいです。
父の日にデートに出かけた娘、彼氏と一緒に選んでくれたビアグラスをプレゼントしてくれました。

R0013374.jpg












2018-07-02 15:48 | 千葉 ☀ | Comment(2) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

有段者家族














今騒がれている「ブラック部活」
娘の所属する弓道部も例外ではなく、練習に明け暮れる日々に疲労困憊している今日この頃ですが、
光明を見出して頑張っています。

土日休日休みなし、自主連と称して朝・昼休み・放課後遅くまで練習。
土日には試合で他校や天台に出向くことも多く、早朝五時から家を出ていくことも少なくありません。

「疲労困憊・・・」とは言っていますが、良い先輩・同期生に恵まれ、
鬼のような・・・もとい、熱心な顧問のもと頑張っています、弓道が好きなようです。

朝練のために早朝家を出ていく娘、朝支度のため朝食を食べる暇がありません、
そこで支度しながらでもつまめる「納豆巻き」を作ってあげてましたよ。

納豆巻き680.jpg

「あげてました」と過去形なのはひと月ほど前のことだったから、
今は暑くなってきて食欲が無く朝から米が重いとほざきました(笑)
よって最近の朝食は「グラノーラとフルーツ入りヨーグルト」

グラノーラヨーグルト.jpg

ヨーグルト自体も牛乳から手作りすることに。

ヨーグルト1.jpg


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弓道の鍛錬の過程で「皆中」させるが一つめの壁のようです。

皆中とは一立ち四射中、その四本とも的に中てる(あてる)ことです、弓道の最高成績といえます。
娘はその皆中を成したのが遅かったらしいのですが、
成し遂げてから一皮むけたらしく、上達の階段を一歩上がったようです。
「今日も皆中だした」「今日は皆中二回出した」とか報告してくれます。
こうして楽しくなってくるとブラック部活でさえも前向きに参加できている様子。

明治神宮の弓道場での試合で皆中を出したと聞いた時は嬉しかったなあ、
だって天下の晴れ舞台で一旗揚げたようなものなんでね!!

さて、こうして自信がつくと次の目標が「有段試験」への挑戦です。

娘が段持ちにこだわるのには理由があるのです。
娘は弓道を生涯スポーツと考えているようですが、
高校を卒業すると弓道の練習を行えるのが、妻が通ってる市民弓道の会になります。

しかしここに参加するには2段以上実力がないと参加できないのですね。
だから今のうちに段を取っておきたいわけですよ。

ところが顧問の先生は弓道連盟に不満があるらしく、昇段試験を受けさせることには消極的。
それでも娘は意志を押し通し、試験を受けることにしました。

武道の昇段試験を受けたことがある人には覚えがあると思いますが、
「型」も昇段試験の審査の一つとなります。

弓道は「座射」といって跪座(しゃがみ込んで膝をついた状態)の構えから
矢を射る型を習得しているかが審査の対象になります。
しかし、これは今まで習っていないばかりか、顧問も乗り気でないので、
試験数日前に申し訳程度に教えてくれただけだったそう。

ではどうして型の練習をしたかというと、そこは妻の出番。
弓道三段の妻が手取り足取り教えていましたっけ。

そんなこんなで試験当日、あまり緊張感もなく出かけて行った娘は、
有段試験を合格しようという気迫あふれた他の人々による、
ただならぬ会場の雰囲気に気圧されたようです。

そうなると途端にビビッちゃう娘、
しかも最初から五番目に審査を浮けることになったとか、
できれば審査は半ばぐらいが理想で、ほかの参加者の型をみて観察研究したかったようですが・・・

なかなか悪条件が重なりました。

妻のLINEには「上手くいかなかったよ、どうしよう・・・」とか
「絶対受かる気がしない」など弱気の発言であふれていたとのこと。

そして夕方、審査結果が発表される時間に・・・
「受かった!!」
の報告が私のLINEにも流れてきました、晴れて有段者となることができました!

妻は弓道三段、娘は弓道初段、私も別の武道ですが初段を持っています、
家族全員が有段者というのもちょっと珍しいのではないでしょうか^^












2018-06-30 17:39 | 千葉 ☀ | Comment(2) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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